ハンドピック3回~最後は人の目ではなく、人の心で仕上げています~ Vol.002
- 7月5日
- 読了時間: 3分
コーヒー豆は、自然の恵みです。
だからこそ、一粒一粒みんな違います。
大きさも違う。
形も違う。
色も違う。
そして時には、欠点豆も混ざっています。
あいわ珈琲では、「ハンドピック3回」を大切にしています。
一度目は、焙煎前。
欠点豆や異物などを取り除き、安心して焙煎できる状態へ整えます。

二度目は、焙煎後。
焙煎して初めて見えてくる色や形の違いを、一粒一粒確認しながら丁寧に選別します。

そして三度目は、袋詰めの時。
お客様のもとへ旅立つ、その最後の最後まで、自分の目で確かめたい。
そんな想いから、もう一度ハンドピックを行っています。
「そこまでやる必要があるのですか?」
そう聞かれることもあります(^_-)-☆
正直に申し上げますと、とても時間のかかる地道な作業です(笑)
でも私は、この時間をとても大切にしています。
一粒一粒と向き合いながら思うことがあります。
この豆は、いつか誰かの朝を迎える一杯になる。
ご夫婦で楽しむ一杯になるかもしれない。
ご家族の団らんを包む香りになるかもしれない。
仕事の合間のホッとする時間になるかもしれない。
疲れた心を、そっと癒す一杯になるかもしれない。
そう思うと、自然と手を抜くことができません。
機械には機械の素晴らしさがあります。
でも最後は・・・
人の目で見て、
人の手で確かめて、
人の心で仕上げたい。
そんな想いで、一粒一粒と向き合っています。
そして、私が目指しているのは「クリア感」のあるコーヒーです。
クリア感と言われても、なかなかイメージしづらいかもしれません。
私なりに表現するなら・・・
コーヒーを口に含んだあと、
舌の上から、スーッと自然に消えていくような感覚です。
雑味が少なく、
ザラつき感もなく、
口の中に重たさが残らない。
スッキリとした口当たり。
心地よいのど越し。
そして、そのあとに優しく残る余韻。
そんな一杯を目指しています(^_-)-☆
少しでも雑味を減らしたい。
少しでもクリーンで、優しい味わいをお届けしたい。
その積み重ねは、とても小さなことかもしれません。
でも、美味しさとは、そんな小さな積み重ねの先に生まれるものだと私は信じています。
一粒一粒に手をかけること。
決して効率の良い仕事ではありません。
でも・・・
「美味しかったよ♪」
その一言のためなら、
私はこれからも喜んで手間をかけ続けたいと思っています(^_-)-☆
「行ってらっしゃい♪」
そんな気持ちで袋詰めをしています。
今日も心を込めて、
一粒一粒を送り出しています(^_-)-☆



