形から心へ、より感謝の時代へ【Vol.098】
皆様、おはようございます。(^O^)/
一年365日の中には、
私が大切にしている節目の日があります。
節分、春分、お盆、そして秋分です。
明日は、その四つ目となる、
「秋分の日」です(^_-)-☆
秋分の日は、
太陽が真東に近い方向から昇り、
真西に近い方向へ沈む節目。
昼と夜の長さも、ほぼ同じになります。
そして、なんといっても、
秋のお彼岸の中日です。
仏教では、西の彼方に、
ご先祖様がいる極楽浄土があると考えられてきました。
太陽がほぼ真西へ沈む秋分の日は、
この世とあの世の距離が近くなる日ともいわれます。
だからこそ、お彼岸は、お墓参りをしたり、
亡くなった方を思い出したりしながら、
ご先祖様に感謝し、敬う期間となりました。
本来は、普段は目に見えない世界へ、
心を向ける大切な期間です。
けれども現在では、
連休を利用した旅行やレジャーの方が、
主になってきているようにも感じます(^-^;
もちろん、家族で楽しい時間を過ごすコトも、
とても大切です♪
ただ、その楽しさの陰で・・・
自分の命がどこからつながってきたのかを、
少しだけ考える時間があっても、
よいのではないでしょうか?
先日、お寺のご住職と、
お話をする機会がありました。
地域の過疎化が進んでいるコト。
檀家さんが減っているコト。
墓じまいが増えているコト。
お寺を維持するコト自体が、難しくなっている現状。
一つのお寺だけではなく、
多くのお寺が、さまざまな問題を抱えています。
今まで守られてきた“形”が、
少しずつ変わり始めているのです。
お寺やお墓とのつながりが薄れ、
仏教の存在そのものが、
私たちの暮らしから遠くなっていく。
そんな時代の流れを、
私も感じずにはいられませんでした(^-^;
けれども私は、
仏教の教えが必要なくなったとは思いません。
ご先祖様を敬う心。
自分一人の力で生きているのではないと知る心。
今ある命に感謝する心。
形は変わっても、
その心まで失ってはならないと思うのです。
そして今後は、
仏教という一つの形だけに限らず、
日本人が昔から大切にしてきた、
八百万の神への意識が、
再び強く求められる時代へ向かうようにも感じます。
山にも、海にも、川にも、木にも、
そして食べ物にも神様が宿っている。
生きとし生けるもの、
すべてに命があると考えてきた日本人。
そして、八百万の神様を司る、
すべての大元となる神様の存在にも気づき、
感謝の心を向けていく。
その意識もまた、
これから大切になるように感じます。
だから食事の前には、
「いただきます」と手を合わせます(。-人-。)
それは、料理を作った人への感謝だけではありません。
私たちが生きるために、
命を差し出してくれた食べ物への感謝。
そして、自然の恵みへの感謝でもあります。
お寺やお墓という“形”が変わっても、
目に見えない存在を敬う心は、
決して失ってはならない。
むしろ形が薄れていく時代だからこそ、
一人ひとりの心の中にある、
“感謝の念”が問われるのだと思います。
何に”感謝”するのか?
どれだけ多くの”感謝”に気づけるのか?
そして、その”感謝”を、
日々の行動でどう表していくのか?
今後はより一層・・・
命のつながりや自然の恵みに手を合わせる、
“感謝の時代”へ進んでいくのかもしれません。
明日の秋分の日。
ご先祖様からつながれてきた命と、
今日も生かされているコトに、
静かに心を向けたいと思う私です(^_-)-☆
共に今日も明るく、素直に、謙虚に、
そして”感謝”してまいりましょう♪(^O^)/



